CROSS TALK

酒井政美,原田純平

社長と若手社員が語り合う
RBMだからこそ醍醐味が味わえる
財務の仕事と会社の展望

酒井政美
代表取締役社長
CROSS TALK
原田純平
2021年入社
財経部

RBMだからこそ資金調達の醍醐味が味わえる

酒井
財務部門の仕事は、主に不動産の開発事業や物件取得のための資金調達と、余剰の資金の運用です。資金を銀行から借り入れることで、自己資金の何倍もの金額の物件を取得することができます。不動産取引は金額が大きく、物件取得のために急に資金が必要になることもあります。そのために手元資金を潤沢に蓄えておくことも、財務部門の大きな仕事です。
原田
手元資金を銀行に預けていても毎年0.01%の利息しか得られないので、社債やドル建て債券、J-REIT、私募REIT、不動産ファンド等へ投資することで、効率よく運用しています。取引で扱う金額が大きいことも、不動産業界の財務の仕事の魅力だと感じています。スケールの大きな仕事がしたいという目標は入社前からありましたが、1年目で数億円規模の案件を担当させてもらえたのには驚きました。
酒井
不動産新築プロジェクトの資金調達のためには、借入先の銀行に、立地条件や開発プロジェクトの概要、物件の収支、営業・管理方針といった事項を丁寧に説明する必要がある。細部まで理解が求められるから、大変だと思うけど、不動産の「一生」をシュミレーションできる、希少な経験だと思うよ。原田君は、入社して研修後すぐに財経部へ配属されたわけだけど、配属先が直接不動産を扱う部署じゃなく財経部と聞いたときは驚いた?
原田
正直驚きましたね。同期はみんなビル営業部やレジデンス営業部に配属されましたし。ただ、僕がRBMへの入社を決めたのは、自社で土地開発から設計や管理も一貫して手掛けていて、どの部署に配属されても自社所有の物件に深く関われるということに魅力を感じたからなんです。「お金」という面から不動産を見つめるという、就活生の頃にはなかった視点で仕事ができ、やりがいを感じています。
酒井政美
PROFILE
酒井政美
代表取締役社長

2022年4月より代表取締役就任。これまでは財経部で決算や資金調達業務を担うほか、役員として全社の業務フローを統括した。

不動産の専門家たちが近くにいる環境は魅力的

酒井
RBMの幅広い事業を俯瞰して数字で見られるし、縁の下の力持ちとしての資金調達業務や、守る投資・攻める投資、色んな角度の仕事があるよね。私も30年近く財務の仕事を担当してきたけど、本当に奥が深くて面白い仕事だよね。原田君は、配属当初は取引先の優秀な銀行や証券会社の方々を前に、緊張しっぱなしだった印象だけど、話についていけるよう金融や不動産だけでなく、社会情勢にもアンテナを2年間張り続けたことで、取引先の方からの信頼も得られるようになって、とても逞しくなったと感じているよ。原田君は、新卒採用の業務も兼任しているけど、どう感じている?
原田
ありがとうございます。採用の仕事は、少し前まで面接される立場だった僕が、急に面接する立場になったので戸惑いはありました。それでも、学生だった頃の視点をまだ忘れていない点は自分にしかない強みだと思うので、どんなインターンシップなら興味を持ってもらえるか、どうやったらRBMの魅力をわかりやすく学生に伝えられるか、等を日々試行錯誤しながら取り組んでいます。社長が思う、同業他社とは違うRBMの魅力は何ですか?
酒井
本社ビルは1棟丸ごとRBMが入居しているので、オフィスの他のフロアに行けばすぐ他部署に行ける。賃料設定などのマーケティングは営業部に、売買の動向や立地条件などは都市開発部に、物件の運営管理コストや入居者様からの要望は管理部に相談、とその場で課題を解決しながら仕事を進められる環境は、RBMならではの強みじゃないかな。業務を外部に委託している会社と違って、専門家がすぐ近くにいるので、不動産に関わる広い知識が身につきやすい環境だと思うよ。
原田純平
PROFILE
原田純平
2021年入社
財経部

新卒研修後、財経部に配属。財経部で資産運用や不動産開発にかかる資金調達を担うほか、人事総務部を兼任し、新卒採用における会社説明会や面接を担当。学生時代に落語サークルに所属していたことから、社員旅行で落語を披露する日も近い!?

RBMの魅力をたくさん伝えていきたい

原田
財務も人事の仕事も、他部署の方に協力してもらいながら進める案件が多いので、相談しやすい環境は、とてもありがたいと感じています。本部社員の人数も110名程なので、社員それぞれがお互いの顔や名前、役割を自然と知っているので、話もスムーズです。反対に、RBMが今抱えている「課題」は何でしょうか?
酒井
やっぱり会社の認知度がまだ足りないと感じるかな。ここ数年、新宿や渋谷、新橋といった都心に屋外サイネージ広告を出したり、現在も東京メトロ駅構内に50面看板を出したりと、宣伝活動にも積極的にやり始めたけど、一時的に認知されるだけではなく、しっかり「不動産の総合プランナー」として世の中に印象付けていくためには、まだ色んな戦略が必要だと思っているよ。
原田
僕もRBMを知ったのは、就活のナビサイトでたまたま見かけたのがきっかけでした。広告の効果か、最近は広告を見てRBMを知ったという学生も増えてきましたが、合同説明会等では、やはり知名度の高い会社に人が集まるので、ブースに来てもらうのに苦労することがありますね。
酒井
「RBMで働きたい!」「RBMのレジデンスに住みたい!」「RBMのオフィスで働きたい!」そんなRBMファンを増やしていくためには、よりよい物件やサービスを通じて、着実に実績を積み重ねていく必要があるね。
原田
今、就職活動をされている学生さんにお伝えしたいことは、就職して「働く」ということは、人生の全てではないですが、非常に大きな部分を占める要素であるということです。 起きている時間の半分は働いてますので。なので、自分の人生にとって大切なものは何なのか、よく考えながら企業選びをしていって欲しいと思っています。
酒井
レジデンスやビルは建設に着手するまでにも相当な労力と時間がかかるし、完成して賃貸してからもやることは山積みですが、安定した家賃収入があるというのはRBMの大きな魅力です。また、ゼロから建物を作ることができる点、都心に物件が集中している点、文系でもモノづくりに関わることができる点も、当社の特長です。不動産業界を志している方は、我々のそういった点にも注目してほしいですね。