INTERVIEW

山谷真児

RBMだからこそできる
大胆な設計で
10年後も価値のある物件を
作りたい

山谷真児
専務執行役員
(設計部所属一級建築士)

PROFILE

RBMの前身である秀和の時代から、一級建築士として第一線でオフィスやレジデンスの設計を経験。携わった物件は100棟を超える。現在は、設計や技術管理、修繕工事部門を束ね、外観の魅力だけでなく、安心して長く快適に過ごせる物件の建設を目指す。運動神経抜群で、スキーの実力は社内随一。

価値ある物件を作るチャレンジングな設計

RBMの設計部の仕事は、土地を活用して価値のある空間を作り出すために、企画・開発、設計を行うこと。具体的には、開発部と共にレジデンスやビルの開発企画案を作り社内に提案します。建設が決まれば設計者として工事管理を行い、建物を作っていくことが主な業務です。既存建物の改修工事や、管理に関する社内の相談に対してアドバイスする役割も担っています。
RBMの設計業務の魅力は、自社で所有する建物の設計ができるということです。社内で建設から管理まで一貫して行うからこそ、設計上のリスクをとれるというメリットがあります。設計のみを請け負う会社は、委託された業務範囲の中で仕事をまとめようとしますが、私たちは、こうすれば建築費はかかるけれども結果的に150%の価値を生むかもしれない、というチャレンジができる。うまくいかなくても100%の価値はある、でもうまくいけば150%になるという提案をすれば、やってみようというコンセンサスがとれるわけです。

山谷真児

10年後を見越した大胆な設計ができる

RBMの仕事は、建物を建てて終わりではありません。管理も責任を持って行いますから、5年後、10年後に建物が変わっていくことも見越して設計をします。たとえば、100の費用で作れる建物に110の費用をかければ、10年後の改修工事は低コストで済ませることができる。この素材を使うと高いけれども、10年間メンテナンスが不要で、ランニングコストが安く済むというような選択もできます。物件を賃貸として所有していく中での採算性を見越した、大胆な設計ができるんです。それに価値のあるレジデンスは高い家賃で貸せますから、結果的に建築費はペイします。そういうことを考えて作った物件は、10年後も価値が高いんです。
RBMの物件のわかりやすい価値としては、まずは見た目の豪華さ。それに、細部にもこだわった作りが特徴です。たとえば、柱をまっすぐに立てたほうが建築費は安く済むけど、柱の入れ方を変えて収納を作る。同じ床面積でも収納が多いと部屋が広く使えるわけですから、他と差別化ができるわけです。

<空>

同じ不動産はない。オリジナリティで地域の発展に寄与

これから社会人になる若い人に伝えたいのは、不動産業界、特にディベロッパーに関して言えば、土地を有効活用した空間をいかに作るかという点に面白さがあります。世の中に同じ不動産はひとつもないわけですから、自分なりのオリジナリティを出せる。その仕事が、結果的に地域や経済の発展まで寄与できるのが、この仕事の醍醐味ですね。
RBMは特に、土地を購入してから建物を建てて管理をするところまで、不動産に長く関わることができる。それに、これまで建物のクオリティや管理の面で評価を得て、信頼を積み重ねてきてきました。その信頼に裏付けされた安定性もあるのが、RBMの魅力ですね。
RBMには、若い社員に責任のある仕事を任せて、自由にやらせる社風があります。挑戦してうまくいけば自分の成果になるし、失敗したとしても先輩や上司がフォローしてくれる体制が整っています。だから若手社員たちは、自由闊達に、元気に仕事をしていますよ。

山谷真児

MY HOLIDAY

まとまった休みには、家族旅行によく出かけます。息子、娘夫婦と一緒に行くことが多いですね。ドイツやシンガポール、ハワイなどの海外旅行や国内の温泉も含めて、年間3、4回は行っていました。また気兼ねなく旅行に行けるようになる日を楽しみにしています。

休日の様子